2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(2026年9月28日放送開始)で、ヒロイン・葉野珠(はの・たま)の女学校時代のクラスメート・森岡稲子(もりおか・いねこ)を演じる俳優・華優希(はな ゆうき)さん。宝塚歌劇団花組のトップ娘役を務め、2021年に退団してから俳優として活動している人で、『はいからさんが通る』の花村紅緒役などで知られています。NHKは華優希さんの連続テレビ小説歴を『らんまん』と記しており、朝ドラは『ブラッサム』が2作目です。この記事では、華優希さんのプロフィールと学歴、宝塚時代から現在までの経歴、出演作、そして『ブラッサム』での役どころと本人コメントを、公表された情報にもとづいて整理します(2026年9月時点)。
華優希さんのプロフィール
| 芸名 | 華優希(はな ゆうき) |
|---|---|
| 生年月日 | 1993年11月13日(2026年9月現在 32歳) |
| 出身地 | 京都府京都市 |
| 身長 | 161cm |
| 趣味 | 読書 |
| 所属事務所 | ジャパン・ミュージックエンターテインメント(2022年1月〜) |
| 宝塚歌劇団 | 2014年入団(100期生)/花組/2019年4月29日付でトップ娘役に就任/2021年7月4日退団 |
(出典:ジャパン・ミュージックエンターテインメント公式サイト 華優希)
華優希さんの出身高校・学歴は?|立命館高等学校を2012年に卒業
華優希さんは立命館高等学校(京都)を2012年に卒業しています。これは、学校法人立命館が運営する「立命館中学校・高等学校 創立120周年サイト」の卒業生インタビューに華優希さん本人が登場し、「2012年 卒業」と明記されていることで確認できます(出典:立命館中学校・高等学校 創立120周年サイト「時代を超えて〜挑戦する卒業生〜」華優希氏)。まとめサイトではなく母校自身が公開している記事で裏づけが取れる、めずらしいケースです。
同じインタビューで華優希さんは、宝塚を志したきっかけを次のように語っています。
「初めての宝塚観劇で大きな衝撃を受け、こんなにも素敵な世界があるんだ、この世界の作り手側になりたい!と強く思い、宝塚音楽学校の受験を決意しました。」
宝塚歌劇と出会ったのは高校2年生のとき。それまでは立命館大学へ進学するつもりで学部を考えていたといい、記事では高校のIRプログラムで立命館大学国際関係学部の授業を受けたり、さまざまな職業についてプレゼンテーションをしたりした経験が、進路を決める後押しになったと振り返っています。
また、当時は吹奏楽部に所属しており、レッスンのために部を離れることになったことにも触れています。
「芸事の経験が全くなかったので、レッスンを受けるため、所属していた吹奏楽部を最後のコンクール前にやめなければならなかったのはつらかったです。」
大学へ進学したかどうかについては、同サイトにも所属事務所の公式プロフィールにも記載がありません。高校卒業と同じ2012年に宝塚音楽学校へ入学していますが、大学進学の有無を明記した情報は2026年9月時点で確認できませんでした。
華優希さんの宝塚歌劇団時代の経歴(年表)
以下は、所属事務所ジャパン・ミュージックエンターテインメントの公式プロフィールに掲載された経歴をもとにした年表です(出典:ジャパン・ミュージックエンターテインメント公式サイト)。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2012年 | 宝塚音楽学校に入学 |
| 2014年 | 宝塚歌劇団に100期生として入団。月組公演『宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集 100!!』で初舞台 |
| 2015年 | 組まわりを経て花組に配属。同年、第二回台湾公演『ベルサイユのばら/宝塚幻想曲』の選抜メンバーに、最下級生として参加 |
| 2017年 | 明日海りお・仙名彩世トップコンビの大劇場お披露目公演『邪馬台国の風』で新人公演初ヒロイン。続く『はいからさんが通る』で東上公演初ヒロイン。花村紅緒役が当たり役に |
| 2018年 | 『ポーの一族』で、トップスター・明日海りお演じる主人公の妹メリーベル役に抜擢 |
| 2019年 | 仙名彩世の退団公演『CASANOVA』で2度目の新人公演ヒロイン。4月29日付で花組トップ娘役に就任。明日海りおの4人目の相手役として『恋スルARENA』でトップお披露目。続く『A Fairy Tale/シャルム』で明日海りおとの大劇場トップコンビお披露目(同公演で明日海が退団し、柚香光を2人目の相手役に迎える) |
| 2020年 | 自身初の東上ヒロイン作の再演となる『はいからさんが通る』で、柚香光とのトップコンビ大劇場お披露目。新型コロナウイルス感染拡大による公演休止期間を経て、約4か月遅れでのお披露目となった |
| 2021年 | 7月4日、『アウグストゥス/Cool Beast!!』東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団 |
退団公演についても、母校のインタビューで本人が語っています。開幕後に緊急事態宣言が出て、千秋楽の無観客公演以外はすべて中止になったこと、有観客で行われた最後の公演で受けた拍手が忘れられない思い出であることが記されています(出典:立命館中学校・高等学校 創立120周年サイト)。
華優希さんの退団後の出演作(年表)
宝塚歌劇団の退団後は、舞台と映像の両方で活動しています。以下は、所属事務所の公式プロフィール・本人の公式サイト・報道で確認できた出演作です。役名は出典に記載があるものだけを記入し、記載がないものは「―」としています。
| 年 | 作品 | 役名 | 区分・出典 |
|---|---|---|---|
| 2026 | 連続テレビ小説『ブラッサム』 | 森岡稲子 | NHK(番組公式) |
| 2026 | 『親愛なる夫へ~完璧な妻の嘘~』第1話(7月2日スタート) | 松野京香 | 読売テレビ・日本テレビ系(ORICON NEWS配信記事) |
| 2025 | 『ダメマネ!-ダメなタレント、マネジメントします-』 | 小松千秋 | 日本テレビ系(映画ナタリー) |
| 2024 | 舞台『千と千尋の神隠し』 | リン/千尋の母 | 帝国劇場ほか・トリプルキャスト(本人公式サイト) |
| 2023 | 連続テレビ小説『らんまん』第104回 | 菊千代(芸者) | NHK(NHK/MANTANWEB) |
| 2021 | 舞台『マドモアゼル・モーツァルト』(10月10日・退団後初舞台) | ― | 明日海りおと再共演(事務所公式) |
| 年不明 | 舞台『キングダム』 | ― | 母校サイトの紹介文に作品名のみ記載(立命館120周年サイト) |
※事務所公式サイトのTV・CM・MOVIE・STAGEなどの作品一覧欄は、2026年9月時点で項目が空になっています。そのため上の年表は、事務所公式の経歴文に加えて、本人公式サイトと報道で裏づけの取れたものだけを並べています。ここに挙げたものが出演作のすべてであるという意味ではありません。
2026年7月からの『親愛なる夫へ~完璧な妻の嘘~』は、田中麗奈さんと古川雄大さんがW主演を務めたドラマです。華優希さんが演じた松野京香は、古川雄大さん演じる優一の局アナ時代の同期で、夫婦仲がうまくいっていないことを知ってアプローチをかける女性アナウンサーという役どころでした。華優希さんは出演にあたり「人と人とが関わり合う中で、誰しも隠しながら抱えている捻れ、そして京香は何を思っているのか、優一との関係も楽しんで観ていただければうれしいです」とコメントを寄せています(出典:ORICON NEWS配信記事(茨城新聞デジタル)・2026年6月24日)。
朝ドラ『ブラッサム』森岡稲子役の役どころと本人コメント
『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を生きた作家・宇野千代をモデルに、ヒロイン・葉野珠が自由を求めて小説家として花を咲かせていく姿を描く物語です。華優希さんが演じる森岡稲子について、NHKの番組公式サイトは「珠のクラスメート。家柄が良く、穏やかな性格。」と紹介しています(出典:NHK『ブラッサム』公式サイト キャスト)。珠が山口県岩国で通うことになる高等女学校の同級生という位置づけで、角田忍(木竜麻生さん)や橋本タエとともに、珠の女学校時代を描く場面に登場します。
華優希さんの出演が発表されたのは、NHKの「出演者発表第2弾【家族・岩国の人々】」(2026年2月13日公開)です。この発表でNHKは、華優希さんの肩書きを「女学校の同級生/森岡稲子」とし、連続テレビ小説歴を『らんまん』と記載しています。2023年度前期の『らんまん』に続く朝ドラ2作目ということになります(同じ発表で、木竜麻生さんと中井千聖さんは「連続テレビ小説 初出演」と記されています)。『らんまん』では2023年8月24日放送の第104回に芸者の菊千代役で登場し、みえ(宮澤エマさん)の料亭「巳佐登」の場面を演じました(出典:MANTANWEB・2023年8月24日)。
この発表で、華優希さんは次のようにコメントしています。
「『ブラッサム』という作品に出演させて頂けることを今、心から嬉しく、また光栄に思っております。」
「出演が決まり、初めて宇野千代さんの紡がれる言葉に出会いました。」
「「人生はいつだって今が最高の時」と、どんな状況にあっても幸せを見つける、その力強い言葉の数々…! 目の覚めるような思いでした。」
「この作品を通して視聴者の皆様が日々の生活の中にぱっと花が咲くような幸せを見つけられますよう、私もこの作品の一部として誠実に向き合ってまいります。」
(出典:NHK「2026年度後期 連続テレビ小説「ブラッサム」出演者発表第2弾【家族・岩国の人々】」・2026年2月13日公開)
コメントにある「人生はいつだって今が最高の時」は、モデルとなった作家・宇野千代の言葉として紹介されているものです。華優希さんは出演が決まってから初めて宇野千代の文章に触れたことを明かしており、その言葉に「目の覚めるような思い」だったと述べています。
まとめ
華優希さんは1993年11月13日生まれ、京都府京都市出身の俳優です。立命館高等学校を2012年に卒業し、同年に宝塚音楽学校へ入学。2014年に100期生として宝塚歌劇団に入団し、花組で『はいからさんが通る』の花村紅緒役などを演じて、2019年4月29日付で花組トップ娘役に就任しました。2021年7月4日の退団後は、舞台『千と千尋の神隠し』やドラマ『ダメマネ!』『親愛なる夫へ~完璧な妻の嘘~』などに出演しています。2026年9月28日に始まるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』では、ヒロイン・珠の女学校のクラスメート・森岡稲子役。NHKが連続テレビ小説歴を『らんまん』としているとおり朝ドラは2作目で、「家柄が良く、穏やかな性格」という役どころを、宝塚で培った表現でどう見せるのかが注目されます。
▼あわせて読みたい
・木竜麻生の経歴と受賞歴|朝ドラ『ブラッサム』角田忍役で連続テレビ小説初出演
・松本穂香の経歴と出演作・受賞歴|朝ドラ『ブラッサム』岩田梅役
・石橋静河の両親は石橋凌と原田美枝子|経歴と朝ドラ『ブラッサム』の役どころ
・工藤阿須加の学歴と父・出演作|朝ドラ『ブラッサム』島村辰彦役
・山田真歩の経歴と出演作・受賞歴|朝ドラ『ブラッサム』木村照子役
・NHK連続テレビ小説『ブラッサム』キャスト一覧・相関図まとめ
・2026年NHK朝ドラ キャスト・出演者一覧まとめ


コメント