2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(2026年9月28日放送開始)で、ヒロイン・葉野珠(はの・たま)の女学校時代のクラスメート・橋本タエ(はしもと・たえ)を演じる俳優・中井千聖(なかい ちさと)さん。宮藤官九郎さんが作・演出を手がけた舞台のオーディションでデビューし、以後は舞台を中心に映像作品へも出演の幅を広げてきた俳優で、連続テレビ小説には今回が初出演です。この記事では、中井千聖さんのプロフィールと学歴、デビューからの経歴、出演作の年表、そして『ブラッサム』での役どころと本人コメントを、公表された情報にもとづいて整理します(2026年9月時点)。
中井千聖さんのプロフィール
| 氏名 | 中井千聖(なかい ちさと) |
|---|---|
| 生年月日 | 1999年1月21日(2026年9月現在 27歳) |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 身長 | 168cm |
| 所属事務所 | さておき |
| 特技 | ピアノ、水泳、日本舞踊(西川流)、水中でイルカのバブルリングが作れる |
| 趣味 | 読書、電車に乗ること、陶芸 |
| デビュー | 2020年 舞台『もうがまんできない』(作・演出:宮藤官九郎) |
(出典:さておき公式サイト 中井千聖)
中井千聖さんの学歴は?|東京造形大学デザイン学部映像専攻を卒業
所属事務所さておきの公式プロフィールには、中井千聖さんが東京造形大学 デザイン学部映像専攻を卒業していることが明記されています(出典:さておき公式サイト)。東京造形大学は、東京都八王子市宇津貫町にある美術・デザイン系の私立大学です(学校法人桑沢学園)。
同じ公式プロフィールには「10代より演劇に触れ、高校の演劇部では演出も担当」とも記されており、演じる側だけでなくつくる側の経験も学生時代から重ねてきたことがうかがえる経歴です。ただし、出身高校の校名は公式プロフィールにも報道にも記載がなく、2026年9月時点では確認できませんでした。
中井千聖さんの経歴|宮藤官九郎作・演出の舞台オーディションでデビュー
中井千聖さんが俳優デビューしたのは2020年です。さておき公式サイトによると、宮藤官九郎さんが作・演出を手がけた舞台『もうがまんできない』の出演者オーディションで、多数の応募者の中から選ばれて俳優デビューしました(出典:さておき公式サイト)。この『もうがまんできない』(ウーマンリブ vol.14)は、2020年にWOWOWで放送もされています。
デビュー以降も、宮藤官九郎さんの作品への出演が続いているのが中井さんの経歴の特徴です。2023年にはウーマンリブ vol.15『もうがまんできない』に再び出演し、2025年の大パルコ人⑤オカタイロックオペラ『雨の傍聴席、おんなは裸足…』、2026年の劇団ウイスキーボンボン第7回公演『誰も知らない大物俳優』(二萬田久子役)と、宮藤さんが作・演出を務める舞台に繰り返し立っています。映像でも2024年にTBS『不適切にもほどがある!』(宮藤官九郎さん脚本)の第4話に出演しました。
舞台での評価が高まった転機のひとつが2024年です。公式プロフィールは、この年のシアタートラム・ネクストジェネレーション vol.16 くによし組『ケレン・ヘラー』について、中井さんが「滑稽で痛々しくも懸命に生きる主人公」を演じたと記しています。この主人公はお笑いコンビのネタ担当・アフロ子という役で、面白さを追求するあまり過激な方向へ転がり落ちていくお笑い芸人を描いた作品です(出典:ぴあエンタメ情報)。ほかにも2023年のCOCOON PRODUCTION『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』(作・演出:ノゾエ征爾)で“バスに乗れない女”役、2022年のCOCOON PRODUCTION『ツダマンの世界』(作・演出:松尾スズキ)など、話題の公演に名を連ねてきました。
テレビドラマでは2021年のカンテレ『大豆田とわ子と三人の元夫』(第3話)、WOWOW『ソロモンの偽証』(レギュラー)などから出演が増え、2024年のフジテレビ『新宿野戦病院』でもレギュラーを務めています。
中井千聖さんの主な出演作(年表)
以下は、所属事務所さておきの公式サイトに掲載された出演歴をもとにした年表です。役名は公式サイトに記載があるものだけを記入し、記載がないものは「―」としています(出典:さておき公式サイト)。
舞台
| 年 | 公演 | 役名 | 作・演出/会場 |
|---|---|---|---|
| 2026 | M&Oplaysプロデュース『ブランク』 | ― | 作・演出:倉持裕/本多劇場ほか |
| 2026 | 劇団ウイスキーボンボン第7回公演『誰も知らない大物俳優』 | 二萬田久子 | 作・演出:宮藤官九郎/ザ・スズナリ |
| 2026 | 大人計画×Netflix『俺のこと、なんか言ってた?』 | ― | ― |
| 2025 | 大パルコ人⑤オカタイロックオペラ『雨の傍聴席、おんなは裸足…』 | ― | 作・演出:宮藤官九郎/PARCO劇場ほか |
| 2025 | 平凡パンチライン『Wife is miracle~世界で一番アツい嫁~』 | ― | 演出:木野花/本多劇場 |
| 2024 | シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.16 くによし組『ケレン・ヘラー』(主演) | アフロ子 | 作・演出:國吉咲貴/シアタートラム |
| 2023〜2024 | シス・カンパニー公演『シラの恋文』 | ― | 演出:寺十吾/日本青年館ホールほか |
| 2023 | COCOON PRODUCTION 2023『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』 | “バスに乗れない女” | 作・演出:ノゾエ征爾/世田谷パブリックシアターほか |
| 2023 | ウーマンリブ vol.15『もうがまんできない』 | ― | 作・演出:宮藤官九郎/本多劇場ほか |
| 2022 | COCOON PRODUCTION 2022『ツダマンの世界』 | ― | 作・演出:松尾スズキ/Bunkamura シアターコクーンほか |
| 2022 | パルコ・プロデュース『三十郎大活劇』 | ― | 演出:ラサール石井/新国立劇場中劇場ほか |
| 2020 | ウーマンリブ vol.14『もうがまんできない』(デビュー作) | ― | 作・演出・監督:宮藤官九郎/WOWOWで放送 |
テレビドラマ・配信ドラマ
| 年 | 作品 | 役名 | 放送・配信 |
|---|---|---|---|
| 2026 | 連続テレビ小説『ブラッサム』 | 橋本タエ | NHK |
| 2026 | 『俺のこと、なんか言ってた?』 | ― | Netflix |
| 2026 | 『恋せよ、御曹司』 | ― | エスドラ(縦型ショートドラマ) |
| 2025 | 『笑ゥせぇるすまん』第4話 | ― | Prime Video |
| 2025 | 『ソロ活女子のススメ5』第4話 | ― | テレビ東京 |
| 2024 | 『無能の鷹』スピンオフ後編「はじめてのざつだん」編 | ― | TELASA |
| 2024 | 『Qrosの女』第4話 | ― | テレビ東京 |
| 2024 | 『新宿野戦病院』(レギュラー) | ― | フジテレビ |
| 2024 | 『柚木さんちの四兄弟。』第16話 | ― | NHK |
| 2024 | 『Destiny』第2話・第7話 | ― | テレビ朝日 |
| 2024 | 『不適切にもほどがある!』第4話 | ― | TBS |
| 2023 | 『埼玉のホスト』第5話 | ― | TBS |
| 2023 | 『ああ、ラブホテル~秘密~』(レギュラー) | ― | WOWOW |
| 2023 | 『松尾スズキと30分強の女優』 | ― | WOWOW |
| 2022 | 『アトムの童』第6話 | ― | TBS |
| 2022 | 『鵜頭川村事件』(レギュラー) | ― | WOWOW |
| 2022 | 『僕の姉ちゃん』第5話 | ― | テレビ東京 |
| 2022 | 『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』第1話 | ― | TBS |
| 2021 | 『ソロモンの偽証』(レギュラー) | ― | WOWOW |
| 2021 | 『大豆田とわ子と三人の元夫』第3話 | ― | カンテレ |
| 2021 | 『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』第2話 | ― | テレビ朝日 |
映画・その他
| 年 | 作品 | 役名 | 監督ほか |
|---|---|---|---|
| 2026 | 映画『口に関するアンケート』 | ― | 監督:清水崇 |
| 2025 | 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』 | ― | 監督:阪本順治 |
| 2023 | 映画『シャイロックの子供たち』 | ― | 監督:本木克英 |
| 2021 | 映画『そして、バトンは渡された』 | ― | 監督:前田哲 |
| 2026 | Webムービー『ダイハツ ムーヴ キャンバス ストライプス ON THE ROAD』 | ― | CM・Web配信 |
| 2026 | ラジオ『BITS&BOBS TOKYO』 | ― | J-WAVE |
| 2025 | 短編アニメーション『私は、私と、私が、私を、』ナレーション | ― | 監督:伊藤里菜/U-NEXT |
| 2024 | 『宮藤官九郎が愚痴をコントにさせていただきました』 | ― | Audible |
| 2024 | ふくしまプライド。 | ― | CM |
| 2023 | ブックオフ「サステナブックプロジェクト」ナレーション | ― | CM |
| 2020 | 『劇場の灯を消すな!本多劇場編』 | ― | WOWOW |
朝ドラ『ブラッサム』橋本タエ役の役どころと本人コメント
『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を生きた作家・宇野千代をモデルに、ヒロイン・葉野珠が自由を求めて小説家として花を咲かせていく姿を描く物語です。中井千聖さんが演じる橋本タエについて、NHKの番組公式サイトは「珠のクラスメートであり、明るく社交的な人柄。」と紹介しています(出典:NHK『ブラッサム』公式サイト キャスト)。珠が山口県岩国で通うことになる高等女学校の同級生という位置づけで、同じクラスメートの角田忍(木竜麻生さん)や森岡稲子とともに、珠の女学校時代を形づくる人物です。
中井千聖さんの出演が発表されたのは、NHKの「出演者発表第2弾【家族・岩国の人々】」(2026年2月13日公開)です。この発表でNHKは、中井千聖さんの肩書きを「女学校の同級生/橋本タエ」とし、「連続テレビ小説 初出演」と明記しています(出典:NHK「2026年度後期 連続テレビ小説「ブラッサム」出演者発表第2弾【家族・岩国の人々】」)。
同じ発表で、中井千聖さんは次のようにコメントしています。
「私の演じる橋本タエは、葉野珠ちゃんと学生時代を過ごします。のちに花開くであろう才能の芽を近くで感じつつ、タエ自身はというと、ただ毎日をおもしろがってみんなと青春していたのかな、と想像しています。」
「私の母は山口生まれで、岩国も小さなころから何度も訪れたことがあります。初めて朝ドラに参加させていただきますが、台本に並ぶ台詞が聞き馴染んだことばで、ふわっと気持ちがやわらかくなりました。」
「毎年待ち遠しいお花見の季節が、今年はより特別になる予感です。」
(出典:NHK「2026年度後期 連続テレビ小説「ブラッサム」出演者発表第2弾」、シネマトゥデイ「朝ドラ『ブラッサム』新キャスト12名【役名一覧・コメント】」)
このコメントで中井さんは母親が山口県の生まれで、岩国にも幼いころから何度も訪れていたことを明かしています。作品の舞台である岩国のことばが「聞き馴染んだことば」だったという縁のある役どころです。「初めて朝ドラに参加させていただきますが」という一文も、NHKの「連続テレビ小説 初出演」という記載と一致しています。
2026年の中井千聖さんの出演作
2026年の中井千聖さんは、『ブラッサム』以外にも出演が続いています。さておき公式サイトの最新情報によると、Netflixシリーズ『俺のこと、なんか言ってた?』が2026年10月22日からNetflixで世界独占配信される予定です。同作は宮藤官九郎さんが脚本を手がけ、役所広司さんが主演を務める作品で、中井さんは同じタイトルの舞台(大人計画×Netflix)にも出演しています。
舞台では、M&Oplaysプロデュース『ブランク』(作・演出:倉持裕)の東京公演が2026年10月3日から10月25日まで本多劇場で上演され、そのあと広島・愛知・新潟・宮城・富山・大阪での公演が予定されています。映画『口に関するアンケート』(監督:清水崇)は2026年7月3日に公開されました(出典:さておき公式サイト)。
まとめ
中井千聖さんは1999年1月21日生まれ、神奈川県出身の俳優です。東京造形大学デザイン学部映像専攻を卒業し、2020年に宮藤官九郎さん作・演出の舞台『もうがまんできない』のオーディションでデビューしました。以後は宮藤官九郎さんやノゾエ征爾さん、松尾スズキさんらの舞台に立ちながら、『大豆田とわ子と三人の元夫』『不適切にもほどがある!』『新宿野戦病院』などの映像作品にも出演の幅を広げています。2026年9月28日に始まるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の橋本タエ役は、NHKが明記しているとおり連続テレビ小説への初出演。母親が生まれた山口県の岩国を舞台にした物語で、ヒロイン・珠の女学校時代をどう彩るのかが注目されます。
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