2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(2026年9月28日放送開始)で、画家・夏井銀児(錦戸亮さん)の元恋人・澄子(すみこ)を演じるシンガーソングライター・俳優の藤原さくら(ふじわら さくら)さん。NHKは2026年10月22日の新キャスト発表で、藤原さんの肩書きを「連続テレビ小説初出演」と明記しています。2015年にミニアルバム『à la carte』でメジャーデビューし、2016年には月9ドラマ『ラヴソング』でヒロインを務めた人物です。この記事では、藤原さくらさんのプロフィール、歌手としてのデビューの経緯、ドラマ・映画の出演作の年表、そして『ブラッサム』での役どころと本人コメントを整理します(2026年10月22日時点)。
藤原さくらさんのプロフィール
| 氏名 | 藤原さくら(ふじわら さくら) |
|---|---|
| 生年月日 | 1995年12月30日(2026年10月現在 30歳) |
| 出身地 | 福岡県 |
| 所属事務所 | アミューズ |
| 肩書き | ミュージシャン(シンガーソングライター)、俳優 |
| メジャーデビュー | 2015年3月18日 ミニアルバム『à la carte』(SPEEDSTAR RECORDS) |
| ドラマ初出演 | 2016年4月 フジテレビ系『ラヴソング』 |
(出典:アミューズ公式サイト 藤原さくら、音楽ナタリー「福岡発19歳・藤原さくら、スピードスターからデビュー」(2015年1月28日))
所属事務所のアミューズは、公式プロフィールで藤原さくらさんを次のように紹介しています。「天性のスモーキーな歌声は数ある女性シンガーの中でも類を見ず、聴く人の耳を引き寄せる。」「ミュージシャンのみならず、役者、ラジオDJ、ファッションと活動は多岐に亘る。」とも記されており、歌手だけでなく俳優としての活動も柱のひとつです(出典:アミューズ公式サイト 藤原さくら)。
藤原さくらさんの経歴|10歳でギターを始め、2015年にメジャーデビュー
ギターを始めたきっかけは父親
藤原さくらさんがギターを弾き始めたのは10歳のときです。音楽ナタリーは、父親の影響で10歳からギターを弾き始めたと紹介しています(出典:音楽ナタリー(2015年1月28日))。本人はRealSoundのインタビューで、きっかけを次のように語っています。「父親がミュージシャンでベースを弾いてたんですね。」「あるとき「バンドで使うから」ってクラシックギターを買ってきて、それをもらったんです。」当時は小学5年生でした(出典:Real Sound(2015年3月18日のインタビュー))。
高校時代から福岡で活動、2014年春に上京
音楽ナタリーによると、藤原さんは高校進学時からオリジナル曲の制作を始め、地元の福岡でライブ活動を行いながら、高校3年のときに自主制作盤を3作(『bloom1』『bloom2』『bloom3』)発表しています。2014年春には音楽活動に専念するために上京し、初のフルアルバム『full bloom』をインディーズレーベルからリリースしました(出典:音楽ナタリー(2015年1月28日))。
2015年3月、SPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビュー
メジャーデビューは2015年3月18日。SPEEDSTAR RECORDSからミニアルバム『à la carte』(全6曲)をリリースしました。音楽ナタリーは、発売の約2か月前にあたる2015年1月28日付の記事で、当時「先月19歳になったばかり」の藤原さんが同作でデビューすることを報じています。同じ記事によると、日本テレビ系ドラマ『学校のカイダン』では、藤原さんが歌う「Just one girl」が挿入歌として使われ、2015年2月4日から先行配信されました(出典:音楽ナタリー(2015年1月28日))。
2016年、月9『ラヴソング』で俳優デビュー
俳優としての出発点は、2016年4月スタートのフジテレビ系月9ドラマ『ラヴソング』です。クランクイン!は2016年2月22日の記事で、ヒロインが「演技経験一切ナシ」のミュージシャン・藤原さくらさんに決まったと報じました。およそ100名の中からオーディションで選ばれたといいます。役は、児童養護施設で育ち孤独を背負って生きる佐野さくらで、福山雅治さん演じる元プロミュージシャン・神代広平と出会い、音楽を通して心を通わせていく物語です(出典:クランクイン!「福山雅治主演、月9ヒロインは“演技経験ナシ” ミュージシャン藤原さくらが大抜擢」(2016年2月22日))。アミューズの公式プロフィールも、『ラヴソング』を「ドラマ初出演作品」としています(出典:アミューズ公式サイト)。
『ラヴソング』以降は、ドラマ、映画、舞台と俳優の仕事が続いています。2022年には日本テレビ系シンドラ『束の間の一花』でヒロインの千田原一花を演じました。2024年12月29日放送の中京テレビのスペシャルドラマ『迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない』(吉永凛子役)では主演を務め、クランクイン!は同作を「ドラマ単独初主演」と報じています。2026年2月公開の『結局珈琲』は映画初主演作です(出典:アミューズ公式サイト、映画ナタリー「藤原さくら主演の中編映画「結局珈琲」ポスター解禁」(2025年8月18日)、クランクイン!「藤原さくら、ドラマ単独初主演!」(2024年11月29日))。
藤原さくらさんの主な出演作(年表)
以下は、アミューズ公式サイトの「主な出演作品」を土台に、報道で確認できた内容を加えた年表です。役名が公式サイトや報道で確認できない作品は「―」としています(出典:アミューズ公式サイト 藤原さくら)。
テレビドラマ
| 年 | 作品 | 役名 | 放送局 |
|---|---|---|---|
| 2016年4月 | 『ラヴソング』(ドラマ初出演) | 佐野さくら(ヒロイン) | フジテレビ |
| 2017年11月 | 『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか?!〜』第6話ゲスト | ― | フジテレビ |
| 2021年4月 | ドラマホリック!『DIVE!!』 | ― | テレビ東京 |
| 2022年1月 | 『ファイトソング』 | 萩原凛 | TBS |
| 2022年10月 | シンドラ『束の間の一花』 | 千田原一花(ヒロイン) | 日本テレビ |
| 2023年7月 | 『こっち向いてよ向井くん』 | 武田麻美 | 日本テレビ |
| 2023年8月 | NHKスペシャル『アナウンサーたちの戦争』 | 赤沼ツヤ | NHK総合 |
| 2024年12月 | 年末スペシャルドラマ『迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない』 | 吉永凛子(主演) | 中京テレビ |
| 2026年1月 | 火曜ドラマ『未来のムスコ』 | 新山桜子(劇団「アルバトロス」の劇団員) | TBS |
| 2026年度後期 | 連続テレビ小説『ブラッサム』 | 澄子 | NHK |
(出典:アミューズ公式サイト、『ラヴソング』の役名はクランクイン!(2016年2月22日)、『ファイトソング』の役名はReal Sound「『ファイトソング』凛役に共感も 藤原さくら、女優デビュー作『ラヴソング』からの変化」(2022年3月1日)、『迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない』はクランクイン!(2024年11月29日)、『アナウンサーたちの戦争』はシネマトゥデイ「森田剛主演『劇場版 アナウンサーたちの戦争』8月公開決定!キャスト総勢14名のコメントも」(2024年5月10日)、『未来のムスコ』はReal Sound「吉村界人×ビビる大木×藤原さくら×マキタスポーツ×神野三鈴、『未来のムスコ』出演決定」(2025年12月3日)、『ブラッサム』はNHK公式「【新キャスト】珠の人生に交差する個性豊かな人々/ブラッサム」(2026年10月22日))
映画
| 年 | 作品 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 『銀平町シネマブルース』 | 足立 | ― |
| 2024年8月 | 『劇場版 アナウンサーたちの戦争』 | 赤沼ツヤ | 2023年8月にNHK総合で放送されたスペシャルドラマの劇場版。森田剛さん主演 |
| 2025年11月 | 『佐藤さんと佐藤さん』 | 篠田麻 | 岸井ゆきのさん・宮沢氷魚さんのW主演作。天野千尋監督 |
| 2026年2月 | 『結局珈琲』 | ― | 初主演。細井じゅん監督・脚本の中編映画 |
(出典:アミューズ公式サイト、シネマトゥデイ(2024年5月10日)、Real Sound「岸井ゆきの×宮沢氷魚『佐藤さんと佐藤さん』本予告公開」(2025年8月26日)、映画ナタリー(2025年8月18日))
『佐藤さんと佐藤さん』で藤原さんが演じるのは、佐藤サチ(岸井ゆきのさん)の後輩で、夫に浮気されてサチの元へ離婚相談に訪れる篠田麻です。『結局珈琲』は、東京・下北沢の喫茶店・こはぜ珈琲が閉店・移転するまでの1カ月を描いた群像劇で、柄本時生さんらが共演し、磯村勇斗さんと岡田義徳さんが特別出演しています(出典:Real Sound、映画ナタリー)。
舞台
| 年 | 公演 | 役名 |
|---|---|---|
| 2019年〜2020年 | 劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』 | ― |
| 2022年8月 | ブロードウェイミュージカル『ジャニス』 | オデッタ/ベッシー・スミス |
(出典:アミューズ公式サイト)
音楽活動の主な作品
音楽の作品は、主要なものに絞ります。
| 時期 | 作品・出来事 |
|---|---|
| 2014年 | 初のフルアルバム『full bloom』(インディーズ) |
| 2015年3月18日 | ミニアルバム『à la carte』でメジャーデビュー(SPEEDSTAR RECORDS) |
| 2016年4月〜 | フジテレビ系月9『ラヴソング』の主題歌を担当 |
| 2018年6月・9月 | mabanua(Ovall)プロデュースの『green』、続いて『red』をリリース |
| 2026年2月18日 | 6枚目のアルバム『uku』 |
| 2026年2月23日 | デビュー10周年を祝う初の日本武道館公演『藤原さくら 10th Anniversary 武道館大音楽会』 |
(出典:音楽ナタリー(2015年1月28日)、アミューズ公式サイト、Real Sound「藤原さくら「10年経ってこんなに仲間が増えた」 日本武道館で鳴らした希望――『大音楽会』を振り返る」(2026年2月26日))
『à la carte』には、SPECIAL OTHERSの宮原“TOYIN”良太さんと柳下“DAYO”武史さん、SOIL & "PIMP" SESSIONSの秋田ゴールドマンさん、高田漣さんらが参加しています。音楽ナタリーは、このアルバムを藤原さんの「メジャーデビュー作」と紹介しました(出典:音楽ナタリー「藤原さくら「à la carte」インタビュー」(2015年3月18日))。
朝ドラ『ブラッサム』澄子役の役どころと本人コメント
『ブラッサム』は、作家・宇野千代さんをモデルにした葉野珠(石橋静河さん)の物語で、2026年9月28日に放送が始まりました(出典:NHK『ブラッサム』番組公式サイト)。藤原さくらさんの出演は、2026年10月22日午前8時15分に公開されたNHK公式トピックスの新キャスト発表で明らかになりました。NHKはこの発表で、藤原さんを「連続テレビ小説初出演」の出演者として、画家・夏井銀児の元恋人・澄子の役で紹介しています(出典:NHK公式「【新キャスト】珠の人生に交差する個性豊かな人々/ブラッサム」(2026年10月22日))。
澄子とはどんな役か
NHKは澄子の役柄を、「かつて夏井銀児との関係で世間をにぎわせた人物。」と説明しています。番組公式サイトのキャストページでは「画家・夏井銀児の元恋人。」と紹介されています。夏井銀児を演じるのは錦戸亮さんで、同じキャストページは夏井銀児を「常識に縛られない生き方で、世間の注目を集める洋画家。」と紹介しています(出典:NHK『ブラッサム』キャスト)。夏井のモデルは日本の洋画家・東郷青児さんだと、2026年9月24日の出演者発表で制作統括が明言しています(出典:NHK『ブラッサム』公式トピックス「【新キャスト】画家・夏井銀児役に錦戸亮さん」(2026年9月24日))。夏井銀児について詳しくは、夏井銀児とは?|洋画家の役どころ・モデルは東郷青児で整理しています。
NHKの発表文は、澄子を「画家・夏井銀児に関わる人々」の1人に分類しています。同じ区分には、夏井の妻・早苗を演じる谷村美月さんも入っています。澄子のモデルについて、NHKの発表やキャストページに記載はありません。
本人コメント(NHK発表より)
NHKの新キャスト発表に、藤原さくらさんは次のコメントを寄せています。
「初めての朝ドラ、素敵な出演者の皆さんの中に加わることができてとても嬉しいです!」
「私が演じる澄子は、かなりドキッとする役どころ。撮影時の演出も面白かったので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。」
「今回、宇野千代さんの「色ざんげ」を読み、澄子という女性に向き合う中で、彼女の持つ強さと儚さ、そして絶望に圧倒されました。登場は少し先になりますが、どうぞよろしくお願いいたします!」
(出典:NHK公式「【新キャスト】珠の人生に交差する個性豊かな人々/ブラッサム」(2026年10月22日))
コメントにある『色ざんげ』は、『ブラッサム』の主人公のモデルである宇野千代さんの作品です。藤原さんは「登場は少し先になります」とも書いており、澄子がどの回から登場するかは2026年10月22日時点で発表されていません。
制作統括・村山峻平さんのコメント
同じ発表で、制作統括の村山峻平さんは、今回発表した人物たちを「主人公・葉野珠と作家・西尾一路、そして画家・夏井銀児、それぞれの人生や創作に深く関わっていく人物たち」と位置づけ、次のように述べています。
「馬込文士村時代の珠は、さまざまな個性と交差し、相まみえることで作家として駆け上がり、やがて「代表作」の執筆へとつなげていきます。」
「今回発表した出演者の皆さんは、それぞれにまったく異なる個性と空気をまとった魅力的な方々ばかりです。みなさんが醸し出す雰囲気に、ぜひ夢中になっていただければ幸いです。」
(出典:NHK公式(2026年10月22日))
まとめ
藤原さくらさんは1995年12月30日生まれ、福岡県出身で、アミューズに所属するシンガーソングライター・俳優です。10歳でギターを始め、高校時代から福岡でライブ活動を続け、2014年春に上京。2015年3月18日にミニアルバム『à la carte』でSPEEDSTAR RECORDSからメジャーデビューしました。俳優としては、演技経験なしでヒロインに選ばれた2016年の月9『ラヴソング』が出発点です。その後も『ファイトソング』『束の間の一花』『未来のムスコ』などのドラマ、『佐藤さんと佐藤さん』『結局珈琲』などの映画に出演してきました。『ブラッサム』の澄子は、NHKが「連続テレビ小説初出演」と明記した役です。登場は少し先だと本人がコメントに書いており、登場する回はまだ発表されていません。
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