瀬戸さおりの経歴と受賞歴|朝ドラ『ブラッサム』松子役で連続テレビ小説初出演

ブラッサム

2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』(2026年9月28日放送開始)で、ヒロイン・葉野珠(はの・たま)が東京で働くことになる西洋レストラン「悠樂軒(ゆうらくけん)」の女給・松子(まつこ)を演じる俳優・瀬戸さおり(せと さおり)さん。こまつ座や二兎社など日本の現代演劇の主要な公演に立ち続け、第33回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞した実力派で、NHKは連続テレビ小説には初出演と明記しています。この記事では、瀬戸さおりさんのプロフィールと経歴、受賞歴、出演作の年表、そして『ブラッサム』での役どころと本人コメントを、公表された情報にもとづいて整理します(2026年9月時点)。

瀬戸さおりさんのプロフィール

氏名 瀬戸さおり(せと さおり)
生年月日 1989年9月19日(2026年9月現在 37歳)
出身地 福岡県
身長 153cm
所属事務所 ワタナベエンターテインメント
資格 美容師免許
趣味・特技 読書/ピラティス
主な受賞歴 第33回読売演劇大賞 優秀女優賞

(出典:ワタナベエンターテインメント公式サイト 瀬戸さおり)

瀬戸さおりさんの受賞歴|第33回読売演劇大賞 優秀女優賞

所属事務所ワタナベエンターテインメントの公式プロフィールは、瀬戸さおりさんが第33回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞したことを最新情報の筆頭に掲げています。対象となったのは、こまつ座の『父と暮せば』と『きらめく星座』での演技です(出典:ワタナベエンターテインメント公式サイト)。

いずれも劇作家・井上ひさしの作品を上演し続けているこまつ座の公演で、『父と暮せば』(作:井上ひさし、演出:鵜山仁)では福吉美津江役、『きらめく星座』(演出:栗山民也)では小笠原みさを役を演じました。読売演劇大賞は演劇分野の年間表彰で、優秀女優賞はその部門賞にあたります。

瀬戸さおりさんの経歴|雑誌モデルから舞台の主要公演へ

瀬戸さおりさんは福岡県の出身です。事務所公式のBIOGRAPHYによると、2012年から2014年まで雑誌『non・no』(集英社)の専属モデルを務めていました。2010年代前半には福岡のローカル番組にも多数出演しており、TNC『GeeBee』(2011〜2014)、RKB『チャギハ』(2010〜2014)、TVQ『キレ☆カワ女子部』(2012〜2014)などに名前が挙がっています(出典:ワタナベエンターテインメント公式サイト)。

映像作品では2013年のフジテレビ『ガリレオ』第10話、『白衣のなみだ』、テレビ西日本『めんたいぴりり』などから出演が始まり、2014年の映画『ラブラブROUTE21』(監督:末満健一)、2015年の映画『ラブ&ピース』(監督:園子温)と、映画にも活動を広げました。2018年の映画『愛の病』(監督:吉田浩太)では原田エミコ役で主演を務めています。

舞台では2013年のtpt85『天守物語』を皮切りに出演が続き、2017年のてがみ座『風紋~青のはて~』(宮沢トシ役)、2018年のハイバイ『夫婦』(作・演出:岩井秀人)、2019年の『CHIMERICA チャイメリカ』(演出:栗山民也/リウリ役)と、演出家・劇団の幅を広げていきました。2020年以降はこまつ座への出演が続き、『きらめく星座』(2020・2023)、『頭痛肩こり樋口一葉』(2022/樋口邦子役)、『夢の泪』(2024/伊藤永子役)、『父と暮せば』(2025/福吉美津江役)と、井上ひさし作品の中心的な役を任されています。

テレビでは2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に彰子の女房/宰相の君(藤原豊子)役で出演しました。藤原彰子を演じたのは、2026年度前期の連続テレビ小説『風、薫る』で主演を務めた見上愛さんです。

瀬戸さおりさんの主な出演作(年表)

以下は、所属事務所ワタナベエンターテインメントの公式サイトに掲載された出演歴をもとにした年表です。役名は公式サイトに記載があるものだけを記入し、記載がないものは「―」としています(出典:ワタナベエンターテインメント公式サイト)。

テレビドラマ

年 作品 役名 放送局
2026 連続テレビ小説『ブラッサム』 松子 NHK
2026 『東京P.D. 警視庁広報2係』第6話 佐野美知子 フジテレビ
2026 『身代金は誘拐です』 鶴原京子 読売テレビ・日本テレビ系
2025 『ワタシってサバサバしてるから2』 藤森カオリ NHK
2025 『笑ゥせぇるすまん』第1話 ― テレビ東京
2025 連続ドラマW『夜の道標-ある容疑者を巡る記録-』第1話 ― WOWOW
2024 大河ドラマ『光る君へ』 彰子の女房/宰相の君(藤原豊子) NHK
2024 『科捜研の女 season24』第9話 保岡実梨 テレビ朝日系
2024 FMシアター『しまないあそびば』(主演) 大月華 NHK-FM
2024 『純喫茶に恋をして』第24話 望月京子 フジテレビTWO
2023 土曜ドラマ9『たそがれ優作』 草刈典子 BSテレ東
2023 『18/40~ふたりなら夢も恋も~』第5話 大橋真菜 TBS
2023 『今野敏サスペンス 雛菊 警視庁強行犯係 樋口顕』 山下菜摘 テレビ東京
2023 ドラマ10『育休刑事』第1話 井手口菓恵 NHK
2023 『グランマの憂鬱』第1話 沢口みちる フジテレビ
2023 『アクターズ・ショート・フィルム3』「COUNT 100」 華 WOWOW
2022 土曜ドラマ『空白を満たしなさい』第3話 大石 NHK
2022 『理想ノカレシ』 江崎友実 TBS
2022 『昼上がりのオンナたち』 早川麻希 フジテレビ
2022 『寂しい丘で狩りをする』 田中明日香 テレビ東京/Paravi
2022 『金魚妻』 保ケ辺朔子(弁当妻) Netflix
2021 『にぶんのいち夫婦』 今井優香 テレビ東京
2020 『七人の秘書』 松本房子 テレビ朝日系
2019 『特捜9 season2』 大塚真耶 テレビ朝日系
2018 『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』 本橋瑞希 日本テレビ
2017 『トットちゃん!』 里見京子 テレビ朝日系
2017 BS時代劇『伝七捕物帳2』第2話 ― NHK BS
2017 『プリンセスメゾン』第6話 ― NHK
2016 水曜ミステリー9『マザー 強行犯係の女-傍聞き-』 ― テレビ東京
2016 第14回21世紀新人シナリオ大賞ドラマ『夏目家どろぼう綺談』 ― テレビ朝日系
2015 『婚活刑事』第2話 ― 読売テレビ
2015 『ドS刑事』 ― テレビ東京
2015 水曜ミステリー9『警視庁特捜対策室 迷宮捜査の女』 ― テレビ東京
2015 『PANIC IN』(監督:SABU) ― スカパー オリジナルドラマ
2015 赤と黒のゲキジョー『鬼平犯科帳スペシャル 密告』 ― フジテレビ
2014 『孤独のグルメ Season4 真夏の博多・出張スペシャル』 ― テレビ東京
2014 『刑事110』第4話 好子 テレビ朝日系
2013 『ガリレオ』第10話 ― フジテレビ
2013 『白衣のなみだ 第三部 使命』 ― フジテレビ
2013 『めんたいぴりり』 ― テレビ西日本

映画

年 作品 役名 監督ほか
2026 『遺愛』(6月19日公開) 岡安恵理子 監督:酒井善三
2026 『FUJIKO』(6月5日公開) 古宮悦子 監督:木村太一
2021 『窓たち』 チカ 監督:志萱大輔
2018 『愛の病』(主演) 原田エミコ 監督:吉田浩太
2015 『ラブ&ピース』 ― 監督:園子温
2014 『ラブラブROUTE21』 鈴森ひさ子 監督:末満健一
2014 『Bright Audition』 ミカ 監督:遊佐和寿

舞台(主なもの)

年 公演 役名 作・演出
2026 こまつ座第160回公演『頭痛肩こり樋口一葉』(7月29日〜8月30日) ― 作:井上ひさし/演出:栗山民也
2026 ケムリ研究室 no.5『サボテンの微笑み』(3月29日〜4月19日) ― 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
2025 こまつ座『父と暮せば』 福吉美津江 作:井上ひさし/演出:鵜山仁
2024 こまつ座『夢の泪』 伊藤永子 演出:栗山民也
2024 オフィスコットーネプロデュース『兵卒タナカ』 ヨシコ 演出:五戸真理枝
2023 ロ字ック『剥愛』 栞 脚本・演出:山田佳奈
2023 COCOON PRODUCTION 2023『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』 柱谷緑 作・演出:ノゾエ征爾
2023 こまつ座『きらめく星座』 小笠原みさを 演出:栗山民也
2022〜2023 『4000マイルズ~旅立ちの時~』 アマンダ 演出:上村聡史
2022 こまつ座『頭痛肩こり樋口一葉』 樋口邦子 演出:栗山民也
2021 二兎社『鷗外の怪談』 森しげ 作・演出:永井愛
2021 『物理学者たち』 モーニカ・シュテットラー 演出:ノゾエ征爾
2021 『フェードル』 アリシー 演出:栗山民也
2020 serial number『All My Sons』 アン・ディーバー 演出:詩森ろば
2020 こまつ座『きらめく星座』 小笠原みさを 演出:栗山民也
2019 東演『獅子の見た夢~戦禍に生きた演劇人たち~』 森下彰子 脚本:シライケイタ/演出:松本祐子
2019 『CHIMERICA チャイメリカ』 リウリ 演出:栗山民也
2018 ハイバイ『夫婦』 姉 作・演出:岩井秀人
2017 『胎内』 村子 作:三好十郎/演出:松森望宏
2017 てがみ座『風紋~青のはて~』 宮沢トシ 作:長田育恵/演出:田中圭介
2017 『君が人生の時』 エルシー 演出:宮田慶子
2016 『プルーフ/証明』 キャサリン 演出:和田憲明
2013 tpt85『天守物語』 ― 演出:門井均

朝ドラ『ブラッサム』松子役の役どころと本人コメント

『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を生きた作家・宇野千代をモデルに、ヒロイン・葉野珠が自由を求めて小説家として花を咲かせていく姿を描く物語です。NHKの番組公式サイトによると、瀬戸さおりさんが演じる松子は「悠樂軒」で働く女給で、「ウエイトレスの中では一番のベテラン」という役どころです(出典:NHK『ブラッサム』公式サイト キャスト)。

悠樂軒は、故郷の岩国を離れた珠が東京・本郷で働くことになる西洋レストランです。店長の熊田役を斎藤司さん(トレンディエンジェル)、同じ女給のスギ役を愛さん、ヨネ役を誠さん(ともにヨネダ2000)が演じ、松子はそのウエイトレスたちの中で最年長という位置づけになっています。

NHKは瀬戸さおりさんの紹介に「連続テレビ小説 初出演」と明記しており、本人も出演発表時のコメントで次のように述べています。

「初めての朝ドラ出演です。」

「ずっと憧れていた場所だったので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです。」

「今回の作品は宇野千代さんの生涯を描きます。数年前、気持ちが沈んでいた時に、宇野さんの著書『幸福は幸福を呼ぶ』に出会い、その明るく前向きな言葉に励まされました。今度は私が、作品を通して皆さまの朝に元気や希望をお届けできるよう、精一杯演じます。」

(出典:NHK『ブラッサム』公式トピックス「【新キャスト】珠が東京・本郷で出会う人々」・2026年7月30日公開/7月16日発表)

コメントでは、宇野千代の著書『幸福は幸福を呼ぶ』に励まされた経験が語られています。舞台で井上ひさし作品の言葉に向き合ってきた俳優が、作家を描く朝ドラでどう東京編を支えるのかが見どころです。

2026年の瀬戸さおりさんの出演作

2026年の瀬戸さおりさんは、『ブラッサム』のほかにも映像・舞台の両方で出演が続いています。1月8日スタートの読売テレビ・日本テレビ系『身代金は誘拐です』に鶴原京子役、3月3日放送開始のフジテレビ『東京P.D. 警視庁広報2係』第6話に佐野美知子役で出演。映画は『FUJIKO』(古宮悦子役/監督:木村太一)が6月5日、『遺愛』(岡安恵理子役/監督:酒井善三)が6月19日に公開されました。舞台では3月から4月にかけてケムリ研究室 no.5『サボテンの微笑み』、7月29日から8月30日までこまつ座第160回公演『頭痛肩こり樋口一葉』に出演しています(出典:ワタナベエンターテインメント公式サイト)。

まとめ

瀬戸さおりさんは1989年9月19日生まれ、福岡県出身の俳優です。2012年から2014年まで『non・no』の専属モデルを務め、その後は映像と舞台の両方で活動。こまつ座や二兎社など現代演劇の主要な公演に立ち続け、『父と暮せば』『きらめく星座』での演技で第33回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞しました。2024年には大河ドラマ『光る君へ』に彰子の女房/宰相の君(藤原豊子)役で出演しています。2026年9月28日に始まるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の松子役は、NHKが明記しているとおり連続テレビ小説への初出演。珠が東京で働く西洋レストラン「悠樂軒」の場面で、ウエイトレスの最年長としてどんな存在感を見せるのかが注目されます。

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